2019年06月30日

数少ない?読者のみなさん、ご無沙汰しておりましたッ!約3週間ぶりの更新ですッ!
まぁ、仕事が忙しいモードに入ったり体調が良くないとどうしても更新が滞ってしまうもので…。

実は前回更新後からしばらくは夜勤続きで生活リズムが崩れて体調がよろしくない状態でした。。。
ただ、この1週間は通常勤務に戻り、普通の朝起きて夜眠る生活リズムを取り戻して体調も復活ッ!って感じです。


さて、2017年産まれの2歳馬達が初めて走った6/1の東京・阪神開催も、先週で終了。
それと同時に函館開催も始まり、今週からは開催替わりで福島・中京で馬達が走ってします。
そんな中、当ブログでは、まず今期の指名馬レビューを進めていきます!
一発目は身内POGより1週間早い指名〆切だった、M-Kouさん主催POGの自分の指名馬レビューです。

ま、すでにM-KouさんのブログVariety is the spice of life !!では、新馬戦開始前の5/31にしっかり自分の指名馬も紹介して頂いているのですが<(_ _*)>。。。
※その記事はコチラ

ルール的には、ほぼ一般的なネット上のダービールールのPOGといって良い(指名重複あり)のですが、特殊ルールとして主に以下のものがあります。
・指名馬は15頭まで(10頭指名すればOK)
・同一種牡馬の産駒は4頭まで指名可能
・指名重複の場合、指名順位が最も高い人以外はポイントがマイナス補正
・「推し馬」が勝利した場合はポイントプラス
・指定ダート競走および指定海外競走での入着馬はポイント加算
・指名馬が同レースに出走した場合最先着馬にポイント加算


それでは、改めて今年の指名馬15頭をレビューしていきます。

1位. サンクテュエール(ヒルダズパッションの2017)
2位. ヴァンタブラック(プチノワールの2017)
3位. ヴァーダイト(クリソプレーズの2017)
4位. ラインベック(アパパネの2017)
5位. ワーケア(チェリーコレクトの2017)
6位. アブソルティスモ(ラドラーダの2017)
7位. リリレフア(リリサイドの2017)
8位. シャドウブロッサム(ヒアトゥウィンの2017)
9位. ギルデッドミラー(タイタンクイーンの2017)
10位.サトノゴールド(マイジェンの2017)
11位.サクセッション(アディクティドの2017)
12位.アドマイヤミモザ(キラモサの2017)
13位.クロミナンス(イリュミナンスの2017)
14位.ドゥーベ(トゥーピーの2017)
15位.アロハヌイロア(ヴィアメディチの2017)


1位指名はサンクテュエール(牝)。
父ディープインパクト、母ヒルダズパッション(父Canadian Frontier)。

この馬が、今年の「推し馬」です。
プロフィールですが、母は米GⅠバレリーナS勝ち馬で、米GⅠ2勝のYoshida(父ハーツクライ)が半兄。
この血統は全兄ジークカイザーとヴェルテアシャフトを指名していたということで、当ブログでは何回も取り上げています。結果は出ていないですが…(笑)。

配合については過去当ブログで何回か取り上げていますが、軸はNorthern Dancer≒Icecapadeの5×6・5・5クロス、Alzao≒El Pradoの3×3相似クロスですね。
クロスが上手く爆発すれば、パワーと末脚の斬れを増幅してくれるはずです。

ちなみに母父Canadian FrontierのGone West×Seattle Slewという組み合わせは、産駒が牡馬の場合「ジリ脚」として発現していたように思いますが、牝馬に代わって「軽いスピード」として発現しないかなと…。
母母父Gone Westで、配合的に共通点が多いショウナンアデラはGⅠ阪神JFは勝っています。。
ゲート試験は合格しており、デビュー戦に向けて再調整中ということで、このまま順調に行ってもらいたいですね。


2位指名はヴァンタブラック(牡)。
父ブラックタイド、母プチノワール(父シングスピール)。

プロフィールですが、半姉ローブティサージュ(父ウォーエンブレム)はGⅠ阪神JFとGⅢキーンランドCを勝利。
母は未勝利馬ですが、シングスピール×Machiavellianという日本向きの配合をしています。

配合は、Northern Dancer・Halo・そして珍しいBustedクロス持ち。
パワー、内回り向きの小器用な機動力、スタミナと持続力を強化。
特にHaloは3×4・5の多重クロス持ちです。
同血の兄ブレイニーラン(父ディープインパクト)はマイラータイプで2,3着の多い詰めの甘さがありますが、よりパワー・スタミナ型のブラックタイドに父が代わってスタミナ豊富な中距離型になるんじゃないかと…。

今年はブラックタイド産駒の血統レベルが上がっており、特にノーザンファーム産の良血馬が何頭かいるんですがその中で配合が気に入ったこの馬を指名。
来月下旬の中京新馬戦でデビューしてくれるようです。


3位指名はヴァーダイト(牡)。
父ディープインパクト、母クリソプレーズ(父エルコンドルパサー)。

きょうだい8頭中7頭が勝ち上がり、半分の4頭が重賞勝ち馬という「計算できる1頭」ですね。
なかでも全姉マリアライトは宝塚記念、エリザベス女王杯とGⅠに2勝しています。

配合的には、ディープインパクト×母父Kingmambo系というニックス。
ただ、同じKingmambo系でもラストタイクーンが母父でスピードと斬れがあるキングカメハメハと比較すると、この馬の母父エルコンドルパサーは母父Sadler's WellsでSpecial=Lisadellの全姉妹クロス持ち。
エルコンが競走馬時代にフランスのクソ重い芝の2400mをこなしたことでもパワーとスタミナ、持続力に長けている→やや重厚さ・スタミナが勝った印象ですかね。
その分母父Rivermanはスピード、斬れを補完してくれています(欧州でも走れる重厚なスピ・斬れですが…)。

前期のPOGでは、半兄クリソベリルが見事ダート重賞勝ちを決めてくれたこともあり、お礼の指名というところもありますが。。。
とりあえず2200m以上の路線で活躍してくれることを期待、でしょうか。


4位指名はラインベック(牡)。
父ディープインパクト、母アパパネ(父キングカメハメハ)。

この馬は全兄のモクレレ、ジナンボーともに「12冠ベビー」「金子真人のリアルダビスタ・夢の配合」ということで話題になっていました。
ただ、その全兄2頭ともに気性難やら怪我やらでPOG期間中は大成できず…。
気性が多少マシ?で、友道厩舎所属になってさぁどうか!というところでしょう。

配合としてはこの馬もヴァーダイト同様ディープインパクト×母父Kingmambo系ですが、より結果が出ている母父キングカメハメハとなっています。
モクレレ、ジナンボーの血統を過去に解説していますので詳細は省きますが、5代内ではアウトクロスながらNorthern Dancerとナスキロを軸にしてAlzao・ラストタイクーン・ソルティビッドが脈絡し、パワーと末脚の斬れを増幅する好配合でしょう。

すでに昨日6/29の中京芝マイル新馬戦で、デビュー勝ちを決めました。
稍重・スローの一戦で勝ちタイムは目立たないものですが、上り3Fは33.8となかなか。
順調なら重賞戦線でもいいとことがあるかも知れませんね。


5位指名はワーケア(牡)。
父ハーツクライ 、母チェリーコレクト(父Oratorio)。

半姉ダノングレース・ダイアナブライト(父ディープインパクト)ともに小柄でPOG期間中は好結果を残せなかったものの、母はイタリア牝馬2冠という良血。
父がハーツクライとなり、牡馬に替わって馬体も大きく出たということで期待大ですね。

血統は、Northern Dancer多重クロスが配合の軸。
中でも母父Oratorioはデインヒル×母母父Alydarで、強力なパワーを伝えてくれるはず。
さらにHis MajestyとVaguely Nobleでスタミナと持続力を強化。
また祖母Holy Moonの持つMiswaki、Caerleonはそれぞれナスキロ・ロイキロということで末脚の斬れも強化してくれるはずです。

本馬は6/9の東京芝1800mでデビューし、33.2の最速上りで2.1/2馬身差の勝利。
2着だったウインカーネリアンが昨日の未勝利戦できっちり勝ち上がっているところもポイント高いですね。


6位指名はアブソルティスモ(牡)。
父ダイワメジャー 、母ラドラーダ(父シンボリクリスエス)。

すでにきょうだいは半兄レイデオロがGⅠ2勝、レイエンダがGⅢ勝ち(ともに父キングカメハメハ)、全兄ティソーナもOPマーガレットSを勝っています。
そのティソーナ、過去POGの指名馬で兄に続いての指名ですね。

5代内にはHail to Reason4×5クロスを持つのみですが、ダイワメジャー産駒の好配合ポイントは複数おさえています。
→Menow-Tom Fool持ち、ナスキロ+ロイキロ持ち、Wild Risk持ち、祖母ウインドインハーヘアがHyperion多重クロス持ち。

開幕1週目、6/2の東京芝1600m新馬戦では軽快に逃げるも、素質馬サリオスに2馬身差敗れました。
とはいえ、3着馬はさらに7馬身突き放しており次走での勝ち上がりはほぼ間違いないところ。
逃げずに番手からの競馬を覚えれば、さらに前進もあるはずです。


7位指名はリリレフア(牝)。
父ロードカナロア、母リリサイド(父American Post)。

ここまでサンデーサイレンス系種牡馬産駒の指名が続きましたが、ここでキングカメハメハ系種牡馬の産駒を指名。
アーモンドアイ、サートゥルナーリアの活躍に完全に影響されちゃってマス(笑)。
本馬の半姉リスグラシュー(父ハーツクライ)は、GⅠ2勝の活躍馬という良血。
とはいえ、その姉とは配合がガラッと変わるのは注意かも知れませんが…。

配合はNorthern Dancerの多重クロスを軸に、ラストタイクーン≒Wells FargoとStorm Catが脈絡します。
パワーと持続する末脚の斬れを増幅する仕掛けですね。
また、先程名前が出たアーモンドアイ、サートゥルナーリア同様にNureyevを増幅する仕掛け…本馬はSadler's Wellsの3/4同血クロスがあるのも好ポイント。
ただ、やや血統表中のNorthern Dancerの本数が多く、煮詰まった配合という感じはします。
リスグラシューは父方のNorthern Dancerの血は1本でしたからね。。。

なんにせよ、先日その姉がGⅠ宝塚記念を制したことで注目度もうなぎ登りの本馬。
無事入厩して、秋頃のデビューを目指してほしいところ。


8位指名はシャドウブロッサム(牝)。
父ディープインパクト、母ヒアトゥウィン(父Roi Normand)。

全姉は2期前の身内POGでGⅡフローラSによる重賞勝ちをプレゼントしてくれた、サトノワルキューレ。
一方、全兄サトノバリオスは昨年夏にデビューし2,3着した後骨折し休養中…。
再度牝馬に戻って、好成績をおさめてもらいたいところです。

血統については、過去にサトノワルキューレのレビューを2回しています。
Northern Dancer - Lyphardのクロスを軸に、1/4異系の血を入れる配合型。
Lyphard産駒のGhadeerの血を持つことを含め、阪神JF勝ちのダノンファンタジーと血統的な共通点があります。
Ghadeerはマイナーな血ですが、ディープの母父Alzaoと脈絡するため、相性がいいんじゃないでしょうか。

下河辺牧場産で、個人馬主さんの所有馬で情報は少ないですが、順調にデビューを迎えてくれることを祈ります。


9位指名はギルデッドミラー(牝)。
父オルフェーヴル、母タイタンクイーン(父Tiznow)。

母は未勝利馬ですが、本馬のきょうだい4頭中3頭が重賞勝ち馬で、もう1頭のミラアイトーンは現在4連勝中でOP鞍馬Sを勝利と、重賞にも手が届きそうです。
まだGⅠで活躍している馬がいないことでPOGではそこまで人気はないですが、注目の血統だと思っています。

配合は、Northern Dancerの薄いクロスを持つものの、母の米国異系血統が隠し味になっています。
母父がマイナーなIn Reality系Tiznow、そして祖母はBuckpasser3×3クロス持ち。
また、母父ではないものの母母父がオルフェーヴル上級産駒が必ず持つMr.Prospector系のSeeking the Goldというの好印象。
さらに、Mr.Prospector、Danzig、Lyphard、Seattle Slewといった早熟性のあるスピード血統を持つのはラッキーライラックと共通しており、マイル戦でもやれるんじゃないでしょうか。


10位指名はサトノゴールド(牡)。
父ゴールドシップ、母マイジェン(父Fusaichi Pegasus)。

4頭のきょうだいでJRAで勝利をあげた馬はいませんが、母は米GⅡギャラントブルームHの勝ち馬。
さらに本馬のおじCaravaggio(父Scat Daddy)はコモンウェルスC、フィーニクスSと欧州短距離GⅠを2勝しており、母系の潜在スピードは高いものがあります。

血統はHaloクロス持ち。スピードと内回り向きの機動力を増幅する仕掛けですね。

ちなみに父ゴールドシップは今年の新種牡馬で産駒の配合傾向はまだ分かりませんが、ステイゴールド×母父メジロマックイーンという点はすでに種牡馬デビューしているオルフェーヴルと同じ。
さらにオルフェーヴルはノーザンテーストのクロス、ゴールドシップはノーザンテースト≒The Minstrelのクロス持ちという共通点があり、母父Mr.Prospector系の産駒はいいんじゃないかと。

父と同じ須貝調教師の管理で、担当もやはり父と同じ今浪厩務員ということですから、本馬と厩舎サイドの相性はいいはず。
ま、新種牡馬・きょうだい未勝利ということでギャンブル枠なので、まずは1勝あげてくれればOKですかね(笑)。

11位指名はサクセッション(牡)。
父キングカメハメハ、母アディクティド(父ディクタット)。

全兄はGⅡマイラーズカップを勝ち、先日豪GⅠクイーンエリザベスSで名牝Winxの2着に入ったクルーガー。
兄はPOG期間もGⅢ京成杯で3着に入っていますから、決してただの晩成血統ではないと思っています。

血統はNorthern DancerとNureyev≒Sadler's Wellsの3/4同血クロスが軸。
また、Mr.ProspectorとNureyev≒Sadler's Wells、RobertoがあることでNashua≒Nantallah、Gold Digger≒Bramaleaの相似クロスがそれぞれ発生するのもポイント。
そんな中、祖母Asticaはそういった主流血脈を一切持たないドイツ血統馬で、1/4異系の配合形となっています。
そんなサクセッションは、すでに6/16の東京芝1600m新馬戦でデビューし、1番人気に応えデビュー勝ちをしています。
重馬場でタイムは平凡ですが、先行して最速上りを使っているようになかなかの実力があるんじゃないでしょうか。


12位指名はアドマイヤミモザ(牝)。
父ハーツクライ、母キラモサ(父Alamosa)。

母はニュージーランド産で、現役時代は豪GⅠVRCオークスに勝利しています。
同レースはメルボルン地区の3歳牝馬チャンピオン決定戦という位置づけですね。
本馬は母の初仔になります。

血統を見ると、5代内はアウトクロス。
ただ、母はNorthern Dancerクロスを持っており、それも母系に入り日本競馬と相性のいいラストタイクーンとデインヒルです。
また、ラストタイクーンとDanskeはNorthern Dancer+ナスキロ・ロイキロの配合形で、斬れる末脚をくれるでしょう。
Danzig、Mr.Prospectorと早熟性を高めてくれるスピード型の血も持っており、ハーツクライ産駒としてはPOG期間中に活躍できると思わせる配合かと思います。

今期はハーツクライ産駒の血統レベルも上がっており、どれか1頭はアタリがいるんじゃないかと…。
それがこの馬であれば嬉しいですね。


13位指名はクロミナンス(牡)。
父ロードカナロア、母イリュミナンス(父マンハッタンカフェ)。

今世代のロードカナロア産駒のラインアップを見ていると、昨年のサートゥルナーリア程までの大きな話題になった良血馬はいませんでした。
この馬も、母は牝馬GⅢ3着が2回あるものの、最終的には1600万下(現3勝クラス…この呼び方、メイクデビュー同様ピンと来ないんですよね)で現役生活を終えました。
そして初仔ということでそこまで注目はされていないかも知れませんが、血統的には良いところがありそうかな、と。

まず、母父はサンデー系のマンハッタンカフェ。
また、今のところロードカナロア産駒の大物に必ずあるNureyevのクロスが見て取れます。
そして、母母父トニービンはHornbeamクロスなどが発生するキングカメハメハと相性の良い血ですね。
ロードカナロアはNorthern Dancerの血の影響が強い種牡馬ですが、母父マンハッタンカフェがその血を持たない馬なので、1/4異系となっていて非常に美しい配合形なんじゃないでしょうか。

初仔のリスクはあるものの、馬体はそれなりにガサがあって、すでにゲート試験にも合格ということで順調そうですね。
果たして今年のロードカナロア産駒の当たりとなってくれるでしょうか。


14位指名はドゥーベ(牡)。
父ダイワメジャー 、母トゥーピー(父Intikhab)。

半兄サトノラーゼン(父ディープインパクト)はGⅡ京都新聞杯に勝ち、日本ダービー2着。
もう1頭の半兄サトノクロニクル(父ハーツクライ)はGⅢチャレンジCに勝利。
父ゼンノロブロイの半兄マイハートビートもすでに3勝をあげており、母はサンデーサイレンス系種牡馬との配合では結果を出しています。

ダイワメジャー産駒、かつ母父Roberto系ということで奇しくも6位のアブソルティスモと似た配合プロフィールになりました…。
血統表を見ると、Hail to ReasonとNorthern Dancerクロス持ちでゆるい父母相似配合となっています。
なお、Menow-Tom Fool持ち、ナスキロ+ロイキロ持ちといったダイワメジャー産駒の好配合ポイントはクリアも、Wild Riskと母系のHyperion多重クロスはなし。
ややスタミナと底力には不安が残りますが、Intikhabの内包する数々の米パワー血脈(Damascus、In Reality、Buckpasser)がどうサポートしてくれるか…。

8/4、新潟の新馬戦でデビューは決まっているようで、そのまま2歳マイル戦で活躍してもらえればいいですね。


ラストの15位指名はアロハヌイロア(牝)。
父キンシャサノキセキ、母ヴィアメディチ(父Medicean)。

ラストの1頭は何を取るか迷いましたが、同一種牡馬の産駒は4頭まで…という縛りの中、最後は昨期身内POGでのお礼枠という形で、アドマイヤマーズ君の半妹の同馬を指名しました。
半兄フレッチアは未勝利から1000万下まで3連勝し、今後さらに飛躍もありえる素質馬、そしてアドマイヤマーズ君はマイルGⅠ2勝!
父キンシャサノキセキでややスケールダウンですが、そこは母のポテンシャルに補ってもらえれば。

父キンシャサノキセキは自身5代アウトクロス馬なので、母がクロス強めの馬か、産駒自身の代でクロスが複数発生しているパターンが好結果を残しています。
その点、母ヴィアメディチはHalo、Northern Dancer、Natalmaのクロスを持つのは好ポイント。
また、自身の代でも兄と同様に母のクロスを継続発展しており、これも良いですね。

距離適性的にオークス向きではないのは確かですが、牝馬ですからマイルまでもってくれればOKかなと。
個人馬主さんで情報が少ないんですが、とりあえず入厩はしているようですからこのまま順調に行ってもらいたいです。


以上、簡単にですが15頭のプロフィールと血統を紹介しました。
昨年から参加させて頂いているM-Kouさん主催POGですが、その昨期成績は以下のM-Kouさんブログの通り。。。


重賞勝ち馬3頭で参加者12名中5位と、真ん中より上の順位ではありましたが、自分より上の方たちは全員GⅠ馬サートゥルナーリアを指名…。
優勝されたランディさんに至っては、ダービー馬ロジャーバローズまで指名して抜けた成績をおさめられていました。
サートゥルナーリアはベタな人気馬ではありましたが、やはりGⅠを勝つ馬をキッチリ指名できないとどのPOGでも上位入賞は難しいですねぇ…。

ちなみに昨期は日刊競馬POGで阪神JF勝ち馬ダノンファンタジー、身内POGではGⅠ2勝のアドマイヤマーズ君を指名しながら、このM-Kouさん主催POGではどちらとも指名せず…(笑)。
どちらかでも指名していれば、2位はあったと思いますが。。。
15頭指名って、意外といろんな馬を指名できそうなんですが種牡馬縛りもある中、あれもこれも…となってかえって良い馬を選べないんですかね~?

ちなみに、主催者のM-Kouさんは他POGではロジャーバローズを指名していたそうで…。
ホンっと、POGの指名って難しいですが(笑)、今期も昨期に続き、どこかのPOGではGⅠ馬を指名したいですねぇ。。


この記事へのコメント

1. Posted by M-Kou   2019年06月30日 21:19
指名馬レビューお疲れ様です~!

またツイッターで呟いて頂ければ、次の状況纏めた記事の時にリンク貼りますので(^^)

初参加となったシーズンは15頭、種牡馬毎産駒頭数の縛りでベストの布陣を組む事の微妙な難しさを実感して頂けた様で良かったです!

ロジャーバローズはディープ産駒の中では7番手ぐらいの評価だったので指名しそこねたのはホントショックでしたし、過去レイデオロでも同じ事やらかしてるので、サートゥルナーリアでG1を2つ勝ってもガツンとショックがきました(^_^;)

では、既に新シーズン開始1カ月が過ぎましたが、今季も楽しんで貰えればと思います!

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